アトランタ青少年訪問団派遣レポート④ ~BIGな国アメリカ~
2024年3月の福岡・アトランタ青少年訪問団派遣事業について、訪問団員(5名)のレポートをご紹介します。
4人目は、プレゼン担当の筑紫丘高校 松永さんのレポートです。
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BIGな国アメリカ
私のアメリカに対するイメージは、「なんでも大きい国」だった。
実際にアメリカに行って触れたBIGなものたちを紹介する。
1.学校
3日目と4日目にNorth Atlanta High Schoolに行った。私の高校は4階建てなのに対してNorth Atlanta High Schoolは12階建てだった。
航行の外観 近くには大きな池があった
エレベーターが何台もあるが、生徒数が多いため混み合うので、休み時間には何度か階段ダッシュをした。教室も数え切れないほどあって、ホストシスターとはぐれたら確実に迷子になってしまうだろうと思った。日本と違い、生徒が先生のいる教室に授業を受けに行くスタイルということもあり、教室の内装に先生の個性が出ていて面白かった。とにかくすべてが桁違いの規模だった。
Filmの教室 撮影スタジオがあった
World Historyの教室 様々な国旗が飾られていた 生徒はRap topを持っていた
2.食べ物
とにかく大きかった。日本のようにスモールサイズという概念があまりなく、通常サイズを頼んでも日本でいうLサイズよりも大きかった。また、バーガー系の食べ物は中のお肉が大きく、野菜やチーズもたくさん挟まっていたので無理にかぶりつこうとすると顎が外れてしまいそうなほど厚みがあった。どれも味付けが濃く、濃厚なチーズの味がするピザや甘いメープルシロップが沢山かかったワッフルなど、カロリー高めのものばかりだった。ホストファミリーも、「アメリカの食べ物は健康に悪いんだよ!」と笑っていた。
宅配ピザ 一切れが顔の大きさ以上だった
3.人柄
アメリカに来て一番感じたのは、周りの人の心の広さだった。短い滞在の中で何度も道行く人に「あなたの髪型いいね!」と言われたり、店員さんに「アトランタで良い時間を過ごしてね!」と優しい言葉をかけてもらったりなど多くの人のあたたかさに触れた。ホストファミリーもまるで自分の娘のように私を気にかけてくれたし、帰国後もSNSを通じてお互いの近況を報告しあったりしてくれる。日本とは少し違うアメリカの人との接し方にはじめは驚いたが、気さくに挨拶をしたり当たり前のように相手を褒めたりできる雰囲気が素晴らしいなと感じた。
高層ビルからの街並み
最後に
英語が苦手だった私にとって大きなチャレンジだった今回のアトランタ留学。初めての海外や英語での生活など不安なことだらけでしたが、一回りも二回りも成長して帰ってくることができました。四人の派遣メンバーや同行してくださった市役所のお二人をはじめ、ホストファミリーや現地の高校で出会った友達など沢山の素晴らしい人との出会いや、海外の多様な価値観に出会ったり、生きた英語に触れたりなど実際に海外を訪れたからこそできた貴重な経験は私の人生の大きな糧となるはずです。アトランタで得た学びや人との繋がりをこれからも大事にしていきたいと思います。今回の派遣事業に協賛してくださったコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社様、デルタ航空会社様、株式会社大韓航空様、本当にありがとうございました。私にとってこの経験は一生の宝物です。