2024年8月15日~24日の期間で派遣した福岡・イポー青少年訪問団派遣事業について、訪問団員(7名)のレポートをご紹介します。
今回は6人目、福岡西陵高等学校2年生・藤瀬さんのレポートです。

イポー市での経験、そこから得た事
―イポー市の学校―

今回、イポー市への青少年交流で私達はイポー市にある高校に2日間訪問しました。日本の高校と大きく違うと感じた点は授業時間に関してです。まず日本の高校は1限が約50分間ですが今回訪問した高校は1限が30分間でした。現地の高校の生徒達と一緒に授業を受けていて感じた事は日本の高校に比べて予習がより重要であると言うことです。日本の授業では予習をしていなくても問題なく授業を進めることが出来ますが、現地の高校は予習をして内容を理解している前提で授業が進んでいました。こういった点が日本の学校と大きく違うなと感じました。(日本語の授業もありました!)
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初日に学校に着いた時、お別れをする時にそれぞれ沢山の生徒や教職員の方が集まってくれていました。

―マレーシアでの生活―
マレーシアは多くの人がイスラム教で、イスラム教はお祈りの時間が決まっています。そのため、決まった時間になると町全体に聞こえる大きさでお祈りのアナウンスが流れ、聞こえてきました。1日の1番最初のお祈りは早朝(大体6時)からでそれに合わせてイスラム教の方たちは起きてお祈りをしており、お祈りを終えた後、シャワーを浴びて1日が始まっていました。ホームステイ先のホストファミリーが牛肉などはもちろんお酒も飲んでおらず、だから不便という事は全くなく、むしろ体調を崩しにくいと言っていました。イポー市は全体的にゆったりとしている場所でみんな心に余裕がある様に見えました。その影響からかイポー市の人達は出会った人達がみんな親切で常に私達のことを思って話してくれているのが伝わってきました。休日には家にいるにも外出するにも家族と一緒にいることが多いようでした。
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川で水遊びをしている人達!自然に囲まれていて、すごく綺麗だった!
急に川に行ったから泳げるような服ではなかったし、泳ぐのは少し抵抗があったけれど、足だけ濡らして川の水を浴びるのも十分楽しかったです!

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日曜日の買い物の様子

フェアウェルパーティ
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私達青少年訪問団体が帰国する前日にホテルでフェアウェルパーティーを開催して頂きました!写真の後ろにも見えるように、現地の人が伝統の踊りを踊ってくれたり、日本の歌を(日本語で)歌ってくれたりと、様々な催しをして頂きました!最後に沢山のプレゼントを貰いました。ホストファミリーやホテルの管理人さんなど、様々な人が来てくれていました!当初、私達青少年訪問団員はフェアウェルパーティーに日本から持ってきた、正装を来てくるつもりでしたが、マレーシアの民族衣装をホストファミリーに貸してもらったり、記念に買ったりして、フェアウェルパーティーに着て行きました。フェアウェルパーティーでもたくさんの人たちが私たちに話しかけてくれて、色んな人たちと写真も撮りました。フェアウェルパーティーで初めて会った人たちも、ずっと笑顔で私たちの拙い英語に真剣に向き合って理解してくれようとしてくれていたのがとても伝わってきて感動しました。
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最後に
海外の中で英語が第一言語でない国に留学することは私にとって決して小さくない挑戦でした。初めての東南アジア、マレーシア、全く違う高校のメンバーとの集団行動で不安なことだらけでしたが、そんな不安を忘れるくらい楽しくて貴重で、かけがえのない体験をすることが出来ました。優しいの一言では言い表せないほど私達のことを気遣って考えてくれていた、ホストファミリー、現地の高校への訪問で出会った友達、日本にいては絶対に食べることはなかった食べ物、経験、体験出来なかったことなど数えることが出来ないほどたくさんのことを学ぶことが出来ました。今回のイポーへの留学の経験は私にとってかけがえのないものに、そして、これからの経験に必ず役に立つはずです。イポーで得た学びや人との繋がりをこれからも大切にしていきたいです。