コーヒー業界の第三の潮流,サードウェーブコーヒー。インスタントコーヒーの普及で家庭にコーヒーが広まったファーストウェーブ,スターバックスなどのいわゆるシアトル系コーヒーがムーブメントを起こしたセカンドウェーブ。それに次ぐ第3のコーヒーの波が,サードウェーブコーヒーと言われています。この言葉を聞くようになって久しいですが,今なおそのムーブメントは続いています。
コーヒー本来の価値を重視し,豆の品種,産地,農園が特定され品質管理が適正に行われたコーヒーは,独特の風味・酸味・フレーバーなど飲む人を飽きさせない飲料として,まさにワインのような芸術性を持っています。そういったところが,サードウェーブの特徴の一つと言えます。
そのサードウェーブコーヒーの発祥といえば,皆様ご存じのBLUE BOTTLE COFFEEです。実はこのBLUE BOTTLE COFFEE,なんと福岡市の一番古い姉妹都市USオークランド市が創業地で,今なお本社を構えています。
コーヒー界のAppleともいわれるBLUE BOTTLE COFFEE。レジにはもちろんiPadが使われています。(だからコーヒー界のAppleというわけではないですが…。)店の奥には焙煎機が置かれ,そこで焙煎した豆をバリスタが一杯ずつ丁寧にドリップしてくれます。広々とした空間は想像力を掻き立てる何かを感じますね。
実は福岡市もコーヒーの街として非常にレベルが高いのが特徴です。カッピングやバリスタ技術,ロースティングの日本一・世界一のコーヒーマンが集まっています。昔ながらの喫茶店からカフェまでそれぞれのスタイルに合ったコーヒーライフを堪能できます。
そんな福岡市に,姉妹都市のシンボルとしてBLUE BOTTLE COFFEEが出店!!となればコーヒーの街福岡がさらに盛り上がること間違いないですね。